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小動物用足関節運動装置

小動物の足関節に運動負荷をかけたり、骨格筋損傷を起こしたりする装置です!

名古屋大学保健学科

  • 本装置は名古屋大学医学部保健学科、河上研究室の基本構想と多くの実験データによるノウハウを具現化したものです。
    本装置はステッピングモーターに接続されたトルクセンサーの回転軸に長さ50mmのアームを取り付け、それによりラットの後肢足関節を高精度で屈伸運動させる装置です。モーターの回転軸にはトルクセンサーが取り付けられ、高精度で微少なトルクから筋線維を破壊するまでのトルクを印加することが出来ます。
    実験の諸条件は全てデジタル制御のタッチパネルで設定し、ラット後肢の無負荷フリー位置をスタート位置とし、トルク負荷UP速度、規定負荷値、負荷印加時間、DOWN速度、繰り返し回数等を設定しスタートさせれば後は実験終了まで自動ですべて行われます。
    トルクセンサーは60mN・m(600gf・cm)から500mN・m(5Kgf・cm)フルスケールまで互換性のある3種類のセンサーを使用することができ、幅広い実験目的に対応しています。

    機構

    ステッピングモーターの回転による関節運動時のトルク、回転運動方向、角速度、運動回数、各種時間の設定が行えます。
    運動時に軸に加わるトルクはトルクセンサーにより感知できます。また感知したトルクはコントローラーへ入力され、この入力信号を基にコントローラーがステッピングモーターの回転を調節します。(トルクセンサーに加わるトルクは A/D 変換機(別売り)を取り付けることでデータ化することが出来ます。)
    ステッピングモーターの回転により軸を介して足底板を回転させます。これにより麻酔下の小動物(ラット、マウス)の足関節に対し、定量的な刺激を加える、あるいは電気刺激装置(別売り)を併用することで足関節筋の遠心性収縮や筋力測定を行うことが可能です。

    小動物用足関節運動装置
    仕様
    負荷トルク60mN・m~1mN・m(最小分解能0.01mN・m=0.1gf・cm)
    トルク上昇速度2mN・m/sec MAX
    負荷トルク値精度±1%(ラットの催眠性による)
    寸法(トルク負荷メカ部)250(W)×250(W)×300(H)
    寸法(コントローラー)300(W)×350(W)×150(H)
    電源AC100V 50/60Hz 5A
    型式品名
    NDH-1小動物用足関節運動装置
  • 小動物用足関節運動装置

    特長

    1) 定量的な刺激が可能
    ・他動的足関節運動

    本装置では従来の装置で可能だった定角度性の関節運動に加え、トルクフィードバック機構により定トルク性の関節運動が可能です。

    ・遠心性収縮による骨格筋損傷

    経皮的電気刺激装置(別売)による筋収縮とステッピングモーター
    の回転による定角度性の運動を同期させることにより安定した遠心
    性(伸張性)収縮による筋損傷モデルを作成できます。

    2) 定量的な評価が可能
    ・筋力測定

    本装置に小動物を設置し電気刺激装置により筋収縮を起こすことで、その際軸に加わるトルクを筋力として測定することが出来ます。ステッピングモーターとの同期により等尺性、求心性、遠心性収縮時の筋力を測定できます。

    小動物用足関節運動装置構成図