シナプス可塑性のシンプルな一例として、Paired-Pulse Facilitation(PPF)が挙げられます。
海馬スライスに約50msの間隔で2つの連続した電気的パルス刺激を与えると、2回目の刺激の誘発反応が1回目のものよりも高い電位として観察されます。
これは前シナプス性のメカニズムで、シナプス末端へのCa2+イオン濃度の累積により神経伝達物質の放出が増強されるために起こります。
PPFはシナプスが正常に機能していることのチェックや、LTP/LTD試験を行う際の適切な刺激強度を調整するために良く使われます。
MEAシステムは60極の電極から自由に刺激位置を選べるので、これまでの電気生理学的手法に比べより迅速な刺激のチェックが行えます。
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